ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉 ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉
 
 
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ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉 :

いくら洋画で、さらにトム・クルーズが出演するといっても、邦画嫌いな私は実際観るまで眉唾物と、期待はしていませんでした。ですが、これは凄い!!ストーリー、アクション、キャストたちのなりきり、どれをとっても完成体だと思います。現代の日本人が忘れかけていた、大切な何かを“侍”を通して私たちに訴えていたのではないかと思います。外国人のトム・クルーズにしても、初めは「え。」とか思うと思います。ですが、観てみると侍そのものになりきっていて、感動で与えてくれます。久々に、子供からお年寄りまで観られる映画が出てきたと思いました。

私はけっこう歴史が好きな方なので、それに関するコメントを書くのは野暮なのでやめておく。ただし、史実とは全く違う、アメリカ人が書いたフィクション作品であるということをハッキリ明記する必要はあると思う。それはともかく、この作品は「迫力」という点で、ここ最近の映画を圧倒するものがある。やはりCGを使っていないところがポイントだろうか。トムと真田が木刀で戦うシーンは当初「危険だからCGを使う」予定だったらしいが、真田らの太刀さばきを見て、監督の考えが変わったと言う。渡辺の演技が海外で絶賛されているらしいが、それは当然。もし渡辺で無く、当初の予定通り「役所広司」が演技していたとしても同じように評価されていたに違いない。侍の役を日本人がやって「不評」だったとしたら日本映画は終わってしまう。

公開直後は、「面白くない」という意見が広く流布されていましたが、個人的には◎でした。<P>ワイヤーアクションやVFX、CGを駆使した あの作品より興行収益を上げていることからも、世間的に評価されていることを証明しています。<P>一番大好きなシーンは、トムクルーズが日本へ上陸するシーンです。<BR>あれほど、リアルとは思いませんでした。<P>まるで、本当の映像を修正したのかと思ったほどです。<P>下手な作品は作りたくないという、制作者側の「想い」が感じられます。<P>二番目に好きなシーンは、祭りの時に現れた刺客を、渡辺謙演じる勝元と、トムクルーズ演じるオールグレン大尉が協力して倒すシーンです。<BR>分かっていても、はらはらさせられるほど、スピード感がありすばらしかった。<P>また、小雪とトムクルーズのラブシーンは、映画全体の清さが保たれるほど、プラトニックなもので、とてもGOOD.<P>渡辺謙さんにはぜひ、オスカーを獲得してもらいたいです。

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ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉&nbsp;&nbsp;&nbsp;演じるオールグレン大尉と同様に、トム・クルーズ自身が日本の武士道に心酔していく姿が伝わってくるアクションロマン超大作。ハリウッドが撮った日本の歴史という点でも、画期的な一作である。明治維新直後の日本で、軍を近代化したい政府の要請を受け、南北戦争の英雄オールグレンが招かれる。ごう慢な態度で軍を教育する彼だったが、反政府の侍たちとの戦いに敗れ、囚われの身となった山里で武士道精神にめざめていく。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;姫路や京都でもロケが行われたが、ニュージーランドやハリウッドのセットで再現された明治の日本が壮観。衣装や小道具は、時代劇を見慣れたファンにも違和感はなく、むしろその細密さに驚かされる。大平原での騎馬アクションは色遣いも鮮やかで、黒澤明の『乱』を彷彿。トム・クルーズと小雪のロマンスには、あえて深く切り込まなかったことで作品全体のトーンも保たれた。侍たちを統率し、政府に反旗を翻す勝元役の渡辺謙は、トム以上の存在感。クライマックスでの彼の壮絶な演技には、身震いしてしまうほど!(斉藤博昭)
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