用心棒 用心棒
 
 
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用心棒 :

この作品が日本史上初めての痛快、愉快な時代劇であり、現代の時代劇の原点にもなった作品だと思っています。そして、現在でも、この用心棒を越えるほどの作品は出現してはいない、といっていいほど物語の構成がちゃんとしていて、安心して楽しめます。買って損は絶対しないと断言できるほどの作品です。

終始小さな宿場が舞台になり、登場人物も少ない。しかしその登場人物一人一人の設定がしっかりできているので、それぞれ好みは別にしても魅力的に描かれている。剣の腕はたしかだが、そもそもケチでチンケな争いに大真面目で取り組むこたぁないと、あっちについたりこっちについたりフラフラとする主人公。争い事を扱った映画にありがちなやすっぽさ満点のヒューマニズムなんぞは感じられない。<P>それでいて誰でも楽しめる娯楽映画であることは間違いないから、やっぱり黒澤映画は素晴らしいということになる。

この映画の主役の三船敏郎の「どうせろくなもんじゃない」という<BR>自己規定も最高ですが,サブキャラも良いです。<BR>飯屋の東野英二郎なんかも味があるし。でも一番すきなのは,出入<BR>りの時逃げてしまった浪人の「先生」。<BR> 用心棒を「先生」と呼ぶのも良いです。個人的に,予備校講師を<BR>してますが,予備校の先生って,用心棒の「先生」みたいで,親近<P>感が沸きますね。<P>                            <BR>                             

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用心棒&nbsp;&nbsp;&nbsp;ふたつの勢力が対立している宿場町にふらりと現れた謎の浪人。桑畑三十郎(三船敏郎)と名乗る彼は、両方の親分に自分を用心棒として売り込みつつ、双方を巧みに争わせて壊滅に追い込んでいく。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;黒澤明監督が「今度はチャンバラだぞ!」と元気に叫びながら製作にあたった、娯楽時代劇映画であり、まるで江戸時代の宿場町を舞台にした西部劇のような、日本映画離れしたユーモアとアクションのセンスに満ちあふれた、映画史上に残る大傑作である。三船敏郎、一世一代の当たり役。そのおもしろさは海の向こうでも評判となり、後にイタリアで『荒野の用心棒』、アメリカで『ラストマン・スタンディング』と翻案リメイクもなされたほど。オーケストラからヴァイオリンを抜いて構成された佐藤勝の音楽も、映画音楽史上に残る優れものである。(的田也寸志)
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