| 富江 最終章-禁断の果実- デラックス版
:
富江シリーズには何度もガッカリさせられて来たので<BR>期待せずに最初はレンタルで見たのだが、即DVDを買ってしまった。<BR>今までの映画版富江は妙にクソ真面目で堅く、原作の気味悪いが<BR>どこかコミカルなキャラクターや不条理な展開がまったく描けて<BR>おらず、富江の設定だけ借りて来たまったく別物のホラーに<P>仕上がっていたが、今回やっと「伊藤潤二漫画の実写化」を見た<BR>ような気がした。原作の独特なテンションを再現したという点では、<BR>狙い過ぎてはずしてしまっている「うずまき」よりもずっといい出来。<BR>また、富江役の安藤希が多少幼いながらも原作に非常に近い雰囲気で、<BR>ベッドに寝転んで本を読んでいる姿などは原作をそのまま切り取って<P>来たようで思わずドキッとしてしまった。<BR>ただ、映画としては多少盛り上がりに欠けるので原作ファン以外には<BR>あえてお勧めしない。
全然怖くないし下らない内容ですが、気持ち悪いシーンもあまりないし<BR>宮崎あおいと国村隼の演技が上手いので気軽に見ることができます。<BR>ホラーを期待するときついかも知れないけど暇つぶしくらいならいいと思います。
|