映画ドラえもんのび太とアニマル惑星 :

映画ドラえもんのび太とアニマル惑星

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映画ドラえもんのび太とアニマル惑星 :

前作や前々作の「パラレル西遊記」や「日本誕生」とはまた違った 視点で観た人に訴えてくるストーリー。 映画の中で敵対する組織「ニムゲ」の正体は人間型宇宙人で、しかも 大昔に核戦争で一度文明としての終焉を迎えています。 特に劇中、のび太がスパイに変装してニムゲの本拠地である“地獄星”に潜入した際、ニムゲ隊員の１人が言っていた言葉は今でも頭から離れません。 「何だかんだ言って、ご先祖様は偉かったよなぁ。 核戦争を起こしちまったのはマズかったけどよ…」 明るく楽しいはずのドラえもんの映画に核が出てくるとは… （原作漫画初期では地球破壊爆弾などの物騒な秘密道具も出ますけど）。 当時は(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙでした。 「いつか自分達もニムゲの様な末路を辿ってしまうのではないか？」 と考えさせられました。 環境破壊でも戦争でも、結局は同じ末路を辿るのがオチなのです。 チッポとのび太の友情も見逃せませんが、これは私の中ではトラウマに 近い名作です。

動物だけの星でのび太たちは友情をわたしたちに教えてくれます。 押しつけでも何でもない、本当の友情を。 そして藤子先生はそんなファンタジックな世界の中に非常に上手く、 環境問題を取り上げています。 友情と環境問題をこんなに上手く絡めている映画はほかにありません！！ また、この映画の中には恐怖もあり、見ごたえ十分です！私、昔トイレ行けなくなりました（笑）。 ラストは泣けます。 音楽がかかるタイミングがまた良いんですよ～。 武田鉄矢さんですし！ 是非観てください！

ドラえもんってもともと黄色だったの知ってますか？ ねずみに耳をかじられた時に青ざめたんですよ。 猫型なのに耳のないドラえもん。 はて？今回は耳のついているドラえもんの登場です。 アニマル惑星でドラえもんは猫に戻れたのでしょうか？ そういえば他の４人は何の動物になったのでしょうか？ 見た人だけが知っている、ファンタジー巨編の誕生です。この映画を親子で見た後は、生きるもの全てに感謝しましょう。

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