ふざけたタイトルとは裏腹に、中身はとっても感動的。<BR>謎の組織「イエスタデイ・ワンスモア」の、世界20世紀化計画を<BR>阻止するため、しんちゃん率いる春日部防衛隊が大活躍する話。<P>子供向けアニメによくある、「そこに地球があるから征服するのさ」的<BR>軽い動機ではなく、とてもロマン溢れるような理由で活動する<P>敵組織に善悪の区別をつけられぬところもよい。<P>個人的にはひろしが、自分を取り戻して涙を流すシーンで<BR>ものスゴイ感動して涙、ボロッボロでした!<BR>あのシーンで泣かない大人はいないのでは?<P>大人の人に見てもらいたいですなぁ~
子供の映画だと思って馬鹿にするなかれ。<BR>これには「大人になりきれない大人」への痛烈な皮肉が込められている。<BR>昔は良かったという大人たちはこれを見て何を感じるだろう。<BR>漫画を馬鹿にする人間は漫画に馬鹿にされているのである。<BR>大事なのは画面ではなくその中に込められているメッセージを<BR>いかに正確に読み取れるかである。
以前のコマーシャルで、ダウンタウンの浜田雅功演じる<BR>サラリーマンが、自分が想像していた21世紀と現実の21世紀の<BR>ギャップに悩んでいましたが、現在の大人が多かれ少なかれ抱える<BR>その問題を、この作品はしんちゃんを通して見事に描いている。<P> “劇場においては、子供よりも一緒に観に行った大人のほうが、<P>夢中になっていただろう”とか、“子供よりも大人に観て欲しい”<BR>であるとかありきたりの作品紹介では、この作品は語り尽くせない。<P>