約9年ぶりの映像化、「機動警察パトレイバー」の劇場公開作品第３弾です。<BR>この物語は前作までの直接的な続編ではなく、劇場版第２作｢機動警察パトレイバー２」のちょこっと前の時代が舞台の、どちらかというと外伝的な物語なのでパトレイバーを知らない人でも十分に楽しめるつくりになっています。<P>更に今のアニメ技術のすべてが注ぎ込まれていると思われているその超美麗な画像の良さ、それを彩る大迫力のサウンド、そして複雑な人間模様を鮮やかに描くストーリー、世界観。アニメはちょっと、という人にも安心してお勧めできるまさにアニメとは思えないアニメ映画です。<P>更に同時上映したパトレイバーのもう一つの魅力が集まった、「ミニパト」も合わせて買うとより一層「パトレイバー」の魅力に!は!まりますよ。
細部にわたって丁寧に緻密に作られた小品。主役であるはずの「パトレイバー」はもはや幕引き役さえ務まらなくなってしまった。往年の怪獣映画や「野良犬」などの刑事ものをうまくまとめて充分楽しめますが、どれもやはり既視感のあるもので新味はあまりなかったように思います。個人的には大立ち回りのときにあえて流れるクラシック曲、という演出手法はもう食傷気味かな。前２作よりややウエット。
ＷＸ３の予習なしで購入して見ました。<BR>一番強く思ったのは「今までの映画版２作とは全く違う作品」ということ。<P>パト独特の言葉の言い回しや、難しい表現というものはあまりなく、<BR>人としての感情や、人と人とのつながりを感じさせるものでした。<P>パトを知らない人でも十分に楽しめる作品だと思います。<P>もしかしたら、これをきっかけにパトにはまる人も多いのでは<BR>ないでしょうか。<BR>もちろんパトを知っている人にも、今までに無い感情を抱き、<BR>きっと映画版前２作を再度見たくなることでしょう。
