地雷を踏んだらサヨウナラ 地雷を踏んだらサヨウナラ
 
 
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地雷を踏んだらサヨウナラ :

戦争、戦争写真、アンコールワット、そして若くしての死。これだけ素材を揃えれば、下らない映画を作るのは簡単。本作品を見るまで、きっとこの作品も下らない「人生観」だとかを売り物にした作品だと思っていた。<P>しかし。本作品はなかなかの優れもの。戦争も恋も死も出てくるんだけど、そこでつまらない「感動の押し売り」に走ることもない。「感動ネタ」は基本的にサラリと流されている。<P>「戦争は怖いんですよ」。「そこにある男の人生とはこんなもんですよ」なんていうチープなテーマに走るのではなく、映画として非常によくバランスが取れている。<P>良い作品だと思う。

一ノ瀬泰造は戦場カメラマンで、危険と言われているアンコールワットの撮影をどうしても諦め切れなくて、<BR>単身でそこに乗り込み、そして行方不明になる。<BR>どうして彼はそこまでして写真を撮らなければならなかったのか、<BR>観終わってから考え込んでしまった。<BR>同世代として、そこまで突き動かされて生きてきた彼の生き様には<BR>ある意味感動を覚えるし、<P>彼がそこまでして残そうとした「戦争」について知らないといけないとも思う。<BR>あとで彼が撮った写真を少し見てみたが、戦場だと言うのに温かみのあるいい写真ばかりだった。<BR>浅野忠信はご本人と顔も似ているようだが、まさにそうだったんだろうなあと思える自然体の演技で、<BR>戦争という舞台なのに爽やかに演じていてよかったと思う。

戦争を題材にしていて正直感動しました。人の死の写真を撮って生きている主人公が何を追い求めているのかという自分探しの物語だったのかもしれません。戦争の中で自分にできることは?それは自分のやるべきことをやること。<BR>戦争は一種の人間なんだろうなって想った。<BR>人が人を殺す。そんな単純めいかいな中に答えを見つけ出そうとした主人公を見ました。

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地雷を踏んだらサヨウナラ&nbsp;&nbsp;&nbsp;70年代初頭、激動のインドシナ半島を駆けめぐった戦場カメラマン、一ノ瀬泰造の伝記作である。最後に悪名高きクメール・ルージュ(カンボジア大量虐殺を引き起こしたポル・ポト率いる共産党勢力)支配下の遺跡、アンコールワットの撮影に向かった彼は、そのまま帰らぬ人となった。 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;彼が行方を絶ったまさにその日に生まれ、制作時の年齢が享年と同じ、さらに顔まで似ているという因縁の主演となった浅野忠信が、このうえなく印象的だ。物語では、子供たちとの交歓、べトナム美人との淡い恋、日本への一時帰国時における姉の結婚や、カンボジアでの親友の披露宴といった、ごく平穏な風景の描写がされている。これらが浅野十八番の親しみやすく天真爛漫なキャラクターと相まって、逆に現場の過酷さ、悲惨さを浮き立たせている。 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;静と動のコントラストが絶妙な、五十嵐匠監督作品だ。(武内 誠)
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