模倣犯 :

模倣犯

　音楽・ステージ　外国映画　日本映画　アニメ　アイドル　ホビー・実用　スポーツ・フィットネス　キッズ・ファミリー　 TV・ドキュメンタリー　 BOXセット　

模倣犯 :

残念ながら、「原作：宮部みゆき」の名前を借りた、 全く別の映画だと言わざるをえません。 とかく、人気小説の映像化はコケやすいものだとは知りつつも、 これほど見事なまでに原作ファンを裏切った作品はないでしょう。 酷評で申し訳ないですが、原作ファンである私が見ていて始終 「これは何？一体何なの？？」と思わずにはいられなかったです。原作を読んだうえでの監督独自の解釈を含めているのでしょうが、 何を訴えたいのか全く理解できませんでした。 正直、ガッカリの作品です．．．。

なんなんだろう、この感覚は？ 今まで観た邦画で感じた事のない不思議な余韻がありました 最初面白くないかな～と思って観始めたのに終わってみると胸の奥に いいようのない感動が残っていたのです。 初め中居正広主演と言う事だからかな？と思ったのですが･･･違う！ 森田芳光監督が私たちに投げかけたメッセージ、現代社会の問題点や人間関係の奥にあるもの･･･などハッキリとは言えないけれど、そんな 色々な問題点が心の中にピースの存在と共に残ったような気がしたのです これは「模倣犯」と言うパッケージを借りた森田監督のメッセージ映画のような気がするからです。 賛否両論分かれるのは仕方がないかな？これは好みが分かれるでしょう？でも、それさえも森田監督はお見通しだったんじゃないでしょうか？ それに山崎務、中居正広、津田寛治、藤井隆、木村佳乃らキャストが 充分に応えたと思います。 中居ピースのカリスマ性とむなしさ、山崎さんのアナログ人間の深さと強さ、やられた！って感じです

ヒロミとアケミの車中のシーン。 ピース・ヒロミ・和明の別荘シーン（野球選手を真似るシーンに限る） 以上は良く出来ました☆それ以外は・・・・・・怒！！！

模倣犯 ↑ご購入はこちらからどうぞ。

ひとりの女性が失踪し、切断された右腕が発見された。やがて犯人はTVに電話出演し、殺人ライヴを予告する…。    宮部みゆきの長編ベストセラー小説を、日本映画界の鬼才・森田芳光監督のメガホンで映画化したミステリー大作。犯罪における加害者の立場と被害者周辺の双方を両立して描いていく。    理由なき犯行の恐怖性や、TVやインターネットなどのメディア批判、そして原作とは異なるラストの展開に賛否が飛び交い、結果として大ヒットを記録した。徹頭徹尾森田マジックともいうべき、彼の演出技術の集大成的作品に仕上がっており、また主演・中居正広の、これまで見せたことのないクールな一面も大いに作品のプラスとなっている。その他、木村佳乃、藤井隆、津田寛治など総じてキャスト好演。なかでも山崎努は名作『天国と地獄』をも彷彿させる貫禄の名演だ。(的田也寸志）