数ある「うる星」映画中、東宝が配給した作品。理由はコスプレシーンで大量の東宝、円谷特撮キャラを使ったから、と推測される。ゆえに、既に発売している「劇場版BOX」では欠番している。多分一番支持されている劇場版であろう。夢の中だから成り立つ不条理。当時のアニメ青少年の皆が漠然と持っていた「理想郷」を見事に展開し、いまなお「夢」を見続けたい人にとっては「バイブル」といってもよい。大人になる少し手前。あのころに確実に戻れるからだ。この作品は「うる星」ではなく、「ビューティフルドリーマー」ずばりそのもの。エンディング「愛はブーメラン」を聞きながら涙した方もきっといるでしょう。選曲も素晴らしい作品です。
うる星やつらの劇場版では一番だと思います。<BR>高橋留美子と押井守のの組み合わによって生まれた傑作ですね。<BR>個人的には中学時代の文化祭思い出しました。<BR>楽しくて、このままずっと続けばいいのにと思った事を。
宮崎駿がルパンを作ると、こうなるのかという「カリオストロの城」のように、<BR>押井守がうる星やつらをつくると、こうなるのかっていう、不思議な感じの作品です。<BR>主人公のラムちゃんが全く出てこなくなる展開が、不思議感をより醸し出してます。