Soundtrack Soundtrack
 
 
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Soundtrack :

とにかくSUGIZOの奏でる音楽が素晴らしいです。<BR>本当に最後は涙が止まりませんでした。<BR>一人で見てほしい映画です。

いろんな意味で「震える」映画だと思う。<BR>志音と美砂の両親が殺される場面の、2人の恐怖。<BR>穏やかだけどどこかはかなくて切ない、2人の生活。<BR>美砂を失った志音の深い悲しみ。<BR>「ミサ」の抱えるもうひとつの悲しみ。<BR>そして何といっても、志音のヴァイオリンの音色。<BR>そういったものにいちいちシンクロして、心が震えて、涙が止まらなかった。<P>一度観ただけでは、すべては理解できないと思う。<BR>正直、冷静に見ると話の辻褄がわからなくなる点もある。<BR>美砂と「ミサ」の関係とか、赤い魔物は何者なのかとか。<BR>でもそういう時は、考えないで、感じてほしい。一緒に震えてほしい。<BR>志音と美砂、「ミサ」の震えを共に感じて震えられたら、<BR>この映画が、きっと、わかる。

映像と音楽のシンクロニシティ。<BR>今までのどんな映画とも違った美しさがある…。<BR>それがこの『Soundtrack』だと思います。<P>最愛の妹を失ってしまったときの志音の哀しみは<BR>どんな言葉でも言い表すことは難しいものです。<BR>だから志音は死んだように眠ることしか出来なくなってしまった…。<P>数年後、妹の「美沙」とうりふたつの「ミサ」が現れて、<P>志音は少しずつ変わっていきます。<BR>ラストは志音のヴァイオリンが奇跡を呼びます。<BR>あの力強いヴァイオリンは私自身をも勇気づけてくれました。<P>出逢いというのは美しく、素敵なものだということを<BR>『Soundtrack』は教えてくれました。<BR>是非一度見てみてください。

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Soundtrack&nbsp;&nbsp;&nbsp;元LUNA SEAのSUGIZOが主演と音楽監督を務めたスピリチュアル・ファンタジー映画。幼いころ、両親を目の前で殺害された幼い兄妹。やがて時が経ち、兄の志音(SUGIZO)はヴァイオリニストになるが、妹は事故で死んでしまう。そして数年後、彼の前に妹そっくりの美少女ミサ(柴咲コウ)が現れる…。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;デジタルや字幕を効果的に用いた幻惑的イメージ映像と音楽の融合と羅列により、愛と音楽の美しい奇跡を描くことで従来の日本映画のドラマ感覚から大きく離脱させようとした二階健監督の手腕には注目すべきものがあるが、主演ふたりの好演の方が大きな魅力。やはりどんな映像も人間重視であってほしいと思うのである。多分にMVD的テイストではあるが、そのラインをギリギリ逸脱していないところに好感はもてる。(的田也寸志)
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