くるみ割り人形*バレエ音楽 くるみ割り人形*バレエ音楽
 
 
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くるみ割り人形*バレエ音楽 :

吉田都さんの踊る姿を納めたDVDを見たくて、捜したのが、こちらの作品でした。<BR>吉田さんは、こんぺいとうの精として、ラストの方ででてきます。<BR>そのしなやかさ、そして切れ味。素晴らしいです。<P>足をぴくぴくぴくと小刻みに振るわせるしぐさなど、思わずまねしてみたくなります。踊りの中の一瞬の静止が素敵です。人間がこんなにも美しいラインを描けるだなんて、同じ人間として、ただただ羨望・・・。<P>もっともっと彼女の出演している作品をDVD化して欲しいです。<BR>同じ日本人として、頑張っている彼女の姿を多くの人に見てもらいたいです。

94年12月バーミンガム・ヒッポドローム劇場の中継録画。91年にダンサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれファンの圧倒的支持を得ていた29歳当時の吉田都さんの踊りを記録した貴重な映像記録となっています。あちこち探し出してようやく手に入れたものですが、このVHSは残念ながら色は滲んでいますし画像が荒い。今回のDVDの画質は、ストッキング裏のシームや流れ落ちる汗、舞台に舞い落ちる埃までしっかり確認できるほど画期的にクリアになっています。P.ライトの演出ではクララとこんぺい糖の精は別々に配役されているので、吉田さん自体は第2幕の王子とのパ・ド・ドゥ、こんぺい糖の精のヴァリアシオン、王子とのコーダしか踊りません。しかしこれだけでも、吉田さんの存在感は他を圧倒しています。優雅な手(特にしなやかな手首)の動き、脚線の美しさ、回転の正確さと抜群のそのタイミング。常に高い音楽性(優れた音解釈)を絶賛される吉田さんですが、この映像でも他のダンサーよりわずかにタイミングの取り方が早い。他のダンサーが音楽を聴いてから動いているのに対して、吉田さんは音の停止と踊りの停止をシンクロさせるためにそうなるのだと思います。<P>また、重力を無視できるかのような吉田さんの踊りをサポートするムハメドフは完璧でした。ソリストとしては優れたダンサーである熊川哲也氏が、性格的な問題もあって、女性のサポートに関して冷淡だと批評家から酷評されるのとは好対照といっていいでしょう。<P>吉田都ファンはぜひとも手に入れたい一品です。

P.ライトによるストーリーの新解釈と演出が、観る者を飽きさせない。彼の演出では、ドロッセルマイヤーが重要な位置を占めている。ちょうどボリショイ版の「白鳥の湖」におけるロットバルトのように、存在が前面に出されていて王子以上に魅力的だ。J.シポーラ扮するドロッセルマイヤーは、怪しげで何とも言えない魅力を醸し出している。吉田都は、圧倒的な基礎テクニックに裏打ちされた、繊細かつ気品あふれる踊りで観る者を釘付けにする。そしてその踊りには彼女の人間性もかいま見えるようで、最高に素晴らしい。星10個の出来映え。

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