DISTANCE(ディスタンス) DISTANCE(ディスタンス)
 
 
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DISTANCE(ディスタンス) :

役者の即興演技ということなのだが、あまりに自然な演技で、正直普通にビデオカメラで生活を切り取ったような、そんな感じを受けた。冒頭の山へ向かうときの車内での会話や、ロッジ内での会話。役者はその役の台本しか持ち合わせていないことで、相手の反応は読めない。だからこそ、日常に行っている会話と変らない状況を作り出せるんだろう。

この話は深い!すごく深い!!まるでスルメのようだ。<BR>噛めば噛むほど味の出てくるスルメのように、この作品は見れば見るほど、<BR>考えれば考えるほど「あぁ~」と、感じるものが何かあるはず。<BR>胸を張ってオススメしたい。<BR>地球は自分を中心に回っていないこと、身近な人が自分と価値観が違うこともあるということ、<P>人生思い通りにいかないこともあるということ、を感じてもらえると思います。<P>あと、私がこの作品の気に入ったところは、<BR>ほとんどが役者の即興的演技だということ。<BR>自然光のみでの撮影だということ。<BR>役者にはその人のみの台本しかわたされなかったということ。<BR>だから、演じている役者も他の役者が次にどう出てくるか予想もつかないということ。<P>だからこそこんなにも!な演技で魅せられるのだと思いました。

現実と非現実の間をふわふわしているような印象を覚える作品でした。見る人によって後味が全然違うと思いますが、考えたい人、ドキュメンタリーの様な空気感が好きな人にはおすすめです。

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DISTANCE(ディスタンス)&nbsp;&nbsp;&nbsp;カルト教団「心理の箱舟」による無差別殺人事件が発生し、犯人たちは教団に殺害され、教祖も自殺した。そして3年後、加害者家族の男女4人(ARATA、伊勢谷友介、寺島進、夏川結衣)が、犯人の遺灰を撒いた山中の湖を訪れるが、ひょんなことから元信者の男(浅野忠信)と一緒に、実行犯たちが最期の時を過ごしたロッジに身を寄せることに…。 <br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;オウム真理教による一連の事件をモチーフに、『幻の光』『ワンダフルライフ』に続いて是枝裕和監督が手掛けた繊細で残酷、そしてどこかファンタジックなヒューマン・ドラマ。加害者の身内たちの苦悩や喪失感が、それぞれの距離(ディスタンス)を多分に意識した関係性を通してリアルに描かれている。閉塞した現代社会を生きる観客の胸の内をも貫く意欲作。(的田也寸志)
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