登場する男女すべてが色気があって、奔放で、目が離せない。日本人の文化にはない会話の駆け引き、ウィットに富んだ(嫌味も含めて)やりとりがおもしろくて、何度も繰り返し見てしまうかも。おしゃれの概念も「下着の線が見えないように」とか、「乳首が見えないように」とかそんな小さな心ではなく、着心地や履き心地は二の次、堂々と着たい服やかっこいい服をそれぞれの個性で着こなしているのがファビラス!キャリーの片方の眉をピクッとあげるしぐさや、サマンサの半開き目、ミランダの早口、シャーロットの石器時代的理想概念、誰を抜かしても成り立たない。20代なら憧れるし、30代なら理解できる作品かも。
私がこのDVDをお勧めするのは、表現の面白さです。さすがにNYで成功している(そもそもマンハッタンで一人暮らしなんて普通の人じゃできない)だけあって、しゃれた言い回し、表現、新しいスラング(つまりいつかは古く感じられるときがくるかもですが)がてんこ盛りです。面白い表現はピックアップして即使用しています。これが英会話ではかなりうけることが多いので重宝しています。ストーリーもさることながら英語の教材(個人的に)として活用しています。<BR>ストーリーもあまりにも面白すぎて、多くのストーリーがおなかをかかえるほど笑えて、時にはシリアスな悩みも一緒になって悩んだりして、何回同じものを繰り返し見たかわからないほどです。<BR>また女の友情も見ものです。
ドラマに登場する4人の女達は、完璧のように見えて実はみな、弱みや欠点を持っている。結婚願望が強すぎたり、一人で死ぬのが怖かったり、本当の恋を避けていたり、そして恋にのめり込みすぎていたり・・・。それは現代の女性なら多分、誰もが心の中に持っているもの。このドラマが支持されるのは国境やキャリアを越えて、(若い)女性の普遍的な内面を見事に描いているからだと思います。<BR>キャリーのファッション(特に靴!)に関しては、毎回「完璧!」の一言です。