| 卍 まんじ
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作品全体に漂うエロティシズム。<BR>当時としては衝撃的な作品であった。<BR>官能的な映像が続出する。<BR>20年前の作品としては<BR>センセーショナルだっただろう。
卍 まんじ
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| 刑事・柿崎(原田芳雄)の妻・園子(高瀬春奈)は、自分が万引きしている現場をOLの光子(樋口可南子)に見られたことをきっかけに、はじめは彼女に脅されて、しかし次第にのめりこむように、同性愛の肉欲に耽るようになっていく。やがて光子は柿崎家にまで現れるようになり、いつしか女2人男1人の奇妙な三角関係ができあがっていくが…。 <br> 文豪・谷崎潤一郎の同名小説2度目の映画化で、設定を(製作時の)現代に移しかえることで、より濃厚で鮮やかな人間同士の関係性が、軽やかに露になっていくおもしろさ。キャストは3人とも好演だが、特に小悪魔的魅力を妖艶に醸し出す樋口可南子がいい。監督は『純』『眠れる美女』などの才人・横山博人。(的田也寸志) |
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