何と言ってもこの映画の素晴らしさは細野晴臣さんの音楽の素晴らしさと、それに負けない強いインパクトの声優さんたちでしょう。<BR> 細野さんはこの映画の作曲に「CM10本分の産みの苦労があった」と言っていました。それだけ一曲一曲に手抜きがありません。<P> 声優さんも主役2人はもちろんですが、脇を固める人達がもの凄い。ナレーションなどの常田富士夫さん、学校の先生、カムパネルラのお父さん、ザネリ、マルソなど一度聞いたら忘れられません。<BR> 映像もお話の内容も暗くなりがちなのですが、音楽と声優さんの演技で宮沢賢治の幻想的で奥深い世界を想像力豊かに表現しています。<P> 私は小学校4年で見てからずっとファンです。はまる人にははまる映画ですね・・・
小学生の時に見て以来、何度となく繰り返し見ている作品ですが、<BR>何度見ても素晴らしいです。音楽もとても美しく、最後のエンディング<BR>は、詩の朗読とあわせて、ずっと心に残っています。<BR>何と言っても、登場人物が猫になっているところがよいです。<BR>これ以上銀河鉄道の夜の世界を表せるものはないと思います。
これほどまでにストーリーと絵と音楽がマッチした映画(あえてアニメではなく映画と呼びますが)があったでしょうか。<BR>原作はもちろんあの宮沢賢治ですが、完璧なまでの再現が素晴らしい。<BR>幻想的な画像と音楽。キャラクターを全て猫に例えてしまったのも斬新。<BR>なんとも言えない切ないような気持ちになります。本当にお勧めです。