さほど期待しないで観たんですが、最初から最後まで結構楽しめました。出てる人がみんなチャーミング。アクションシーンとかがユーモラスで、特に藤井フミヤ演じる敵忍者の手裏剣投げは一見の価値アリ。竹中直人のギャグが笑えます。全体に軽いノリだけどテーマ的には割とマジメっぽい感じ?
このような映画を頭から否定してしまう風潮が日本にはある。いまだに黒澤、小津の時代が忘れられない世代ならともかく、わりと若い世代にもそのような風潮があると思う。わかりやすいものは程度が低いと決めつけてしまうのはなぜなのでしょう。もっと素直に見れないのでしょうか。私は素直に面白いと思った。確かにストーリーのあまさはあると思うけど、それを補うテンポと役者達の演技がある。時代考証についてもミスではなく、あえて無視しているのだからとやかく言うことはないのでは?むしろ時代劇の衰退はそんなところにこだわりすぎてつまらなくなったところにあるのじゃないかな。大傑作とまでは言わないけど、こんなふうに気軽に楽しめる映画はもっといっぱいあって良いと思う。
欲張りすぎて、何がやりたかったのか解からない物体になってしまっている。<P> コメディーあり、アクションがある。確かにあるが、(それも、個々それぞれはなかなかのモノなのだが)それが合わさるとき、名作ではなく駄作となる。全体通すと、不出来に見えます。けれど、個々はそれぞれに良いもの・・・。特に、映像(自然を撮ったもの)は、すばらしいです。<BR> <BR> 値段が高い理由は、映像特典が豊富のため(?)<P> フミヤ氏などの、解説は結構おもしろい。 まあそんなところかな