レビュアーの方の中には、吹き替えなしの字幕のみを残念がる声がありますが、むしろ私は感謝しています。現在放送中のNHKでは、家族と一緒に吹き替えを、DVDは字幕で、と使い分けて楽しんでいます。<P>英語学習者にとっては、見ごたえのある映像とともに、簡潔でクリアーな英語がそのままリスニングの勉強にもなり、一石二鳥。<P>さらに、字幕で見るとうれしい発見が一つ。レディー・ペネロープの気品あふれる生の声に、同性の私も思わずうっとり。彼女のイメージと吹き替えの声が、いまいちしっくりこなかった私には、感激の発見です。
シリーズのパイロット版の話を選んでくれたのには大感謝。主要メンバー、主要メカ(シリーズで最も人気のあるゲストメカのファイアーフラッシュ号も出てくる)は、全て網羅されている。もちろん1、2号発進シーンもフルバージョンで。そういった意味で最も人気のある話をチョイスしている。絵は綺麗。音も大迫力。(一部の雑誌に却って、糸が見えすぎるとの指摘も…)入門編には最高。ただ、安いだけあって、字幕のみで、吹き替えがボックスと違って入っていないので、子供をだしにお父さんが買うという技が使えないのが、残念。CS放送時のおたくおじさんの解説もカットされている。高いボックスは、これから、始まるらしいNHKの放送で子供をファンにさせてから、大蔵大臣と再度交渉か?エンディングタイトルは、一番かっこいいバージョン。
10歳と7歳の息子に見せたら、けっこう気に入ったみたいでした。とりわけ、2号に乗るとき、スベリ台が伸びていくのが、とっても良いようです。ロールスロイスが機関銃をブッ放つのも面白いらしい・・。<BR>私は35年前の記憶が呼び覚まされましたし、その丁寧な作り方に改めて目を見張りました。<P>実はこれを書いている瞬間も、次男は食い入るように見ています。ちょうどNHKの放映を見ていたのと同じ年齢です。