今まで見た宮崎作品の中で、1番わかりづらい内容でした。トンネルを抜けるとそこは異世界…。なんだかオーソドックスすぎる気もするし、主人公・ヒーロー(?)も含め、ストーリーに必要なキャラクター達も結構スタンダードな性格なやつ等ばっかり…。<P>見ていて特に後半で「???」状態に陥りましたが、しょうがないので宮崎版「不思議の国のアリス」って事でなっとくする事にしました。「不思議の国のアリス」もまたシッチャカメッチャカな話ですがそれを楽しむ話なので、きっとこの「千と千尋の神隠し」もシッチャカメッチャカを楽しむんだろうという事で・・。<P>あと<P>赤すぎ。
良い方に作用した例かなというのが第一印象。<P>なにしろあの『もののけ姫』の後でもあり、かつ私の記憶違いでなければ宮崎さんは引退したはずでは....という思いを片方に抱きつつ入った映画館でしたので、なんか力の抜けたような、風に吹かれる柳みたいな話だなと思ったものです。実際宮崎さん自身、これがここまでの評判をとるとは思ってなかったんじゃないかと思います。それが逆に良かったんでしょうね。公開時期の夏と、神々の湯宿という舞台設定とがマッチしていた点もあの爆発的な人気の一因だった気がします。<P>夏の日の夕方、遠くひぐらしの声を聴きながら辿った家路。その記憶を物語にしたような作品です。<P>「いきるちから」を明確なテーマとした、少女のひと夏の冒険譚としては佳作ですが、雰囲気の良さが実際以上に作品を大きく見せている感は否めないかなという所で星ひとつ減。
皆さん、絶賛しておられる方が圧倒的に多いですが・・・。ストーリーは、まぁ私が語るのはおこがましいので止めておきますが。あの声優は、あまりにも酷い。台詞、棒読み。聞いてて鳥肌が立った。なぜ、プロの声優を使わない!?話題作りのためにタレントを使うな!本当に良い作品を作る気があるならば、プロの声優を使うべし。なんか、「もののけ姫」辺りから、この傾向はあるよなあ。もぅ宮崎アニメは観る気しないね。