おおげさな演出もなく、意気高々なうそ臭い演出もなく、押し付けがましくもなく素直に楽しめました。特にイズナの家来、クロンクが良い意味で期待を裏切ってくれました。クロンクが単にイズナと同様な性格の筋肉バカとして描かれていたら間違いなくこの映画は失敗作だったと思います。実際一番笑わしてくれたのはクロンクでした。ストーリーとしても落ち着くところに落ち着いてますし、テンポも良い。どうでも良いところは驚きだが、作り手がそんなことどうでも良いと暴露しているところが見られたところ(地図のところとか)。ここまでふっきってうそ臭くないアニメをディズニーが作ったところが驚きです。
数あるディズニーの劇場公開作の中でも、知られていない事では、トップクラスと思われる作品、でも、実際は傑作です。内容的には、わがままな王様がいて、おもり役が苦労して、最後は改心する・・といった、ありがちな内容です。でも文句なく楽しい!!。出てくる悪役が、それなりに怖いんだけど、どことなくユーモラス、そして何より、彼らにも、一定の理がある。だから後味がいい。単なるハッピーエンドに終わらず、こちらもハッピーな気持ちになります。絵もきれいです。やはり、この日本語タイトル(元のタイトルもすごいけど)が、見る気を無くさせ、損をしているのでは? もっと評価されるべき作品だと思います。
ラマになってしまう王様も、悪役の2人組も、登場人物の全てがコミカルで、<BR>始まりから終わりまでグルーヴィーです。<BR>ワガママな王様のクスコは、屈託がなくて陽気。<BR>人を傷つけ、迷惑をかけても悪びれないし、どこか憎めない。<BR>成長過程の子供のようです。我が家の3歳児を彷彿とさせます。<P>そんな王様が、友人の助けを得つつ、人間の姿を取り戻す為に旅をする。<BR>自分探しの旅と王様の成長が描かれていて、内容的にもいいです。<BR>でも、一番の見所は、コミカルさとノリの良さ。<BR>ディズニーっぽさがない作品ですね。