「起承転結」という黄金律から必死に逃げようとする宮崎監督の最近の製作動向と対極にある作品。皮肉にも「千と千尋」よりも遙かに完成しており、ワクワクドキドキ感とジブリの絵心・ドラマ性が最も高い位置で共鳴している作品だと思います。ある意味で、2時間という限られた時間の中で、ここまでのストーリーを封入でき、しかもそれでもムリがないのはこの作品しかないとすら思います。かったるい心象描写や背景説明、主人公の分裂傾向につきあわされたりすることが多い現代アニメにおいて、それらの要素を排し、シンプルな感動を与えてくれる傑作です。さすがに公開当初よりも感動値は下がりましたが、それは私が余計な歳をとりすぎただけのことだと思います。余分なお肉がまったくない、健康的な冒険!ファンタジーアニメ。すべてのひとにおすすめです。
本当に大好きな作品です。<BR>ヒロインが空から落ちてきて・・・という出会いがわくわくさせます。<BR>主人公のパズーの好感の持てる人柄も大好きです。<BR>そして曲も素晴らしく、感動が倍増です。<BR>何度見ても新鮮で、わくわくどきどきさせてくれる作品です。
天空に城が存在する。もうこれだけで即映画館に行きました。<BR>少年と少女 そして魅力ある味方 そして敵。子供の夢がいっぱい詰まった冒険活劇に 仕上がっています。はらはらどきどきの連続 そして人間へのメッセージが 込められています。ジブリ スタジオには もう一度こんな夢あるシンプルなアニメを作ってほしいものです。