| 案山子~KAKASHI~
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これはホラーなの? ある意味、ファンタジーに思えてしまう。柴崎コウも何でこんな映画に出たの? もう疑問だらけ。かなりの恐がりを自認している私ですが、怖い場面なんて全くなかった。古い村に伝わる儀式で、死者をよみがえらす・・・それはいい。だけど、画面に映る何もかもが安っぽい。無理矢理、あえて、評価できるところをあげるとすれば、ラストだけです。
根本的になんでこれの企画が通ったのか。<BR>伊藤潤二のもっと面白い原作はたくさんあったのに。<BR>ちなみに富江も否定的にみているので、<BR>そっちが面白いという人はokなのかも。
案山子~KAKASHI~
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| 連絡の途絶えた兄・剛(松岡俊介)の部屋から1通の手紙を発見した妹のかおる(野波麻帆)。差出人は、かおるのかつての親友・泉(柴咲コウ)であった。兄が泉のもとに居ると確信したかおるは、手紙が投函された不来彼方村へと向かう。<br> 野波麻帆、柴咲コウ、グレース・イップと、日本・香港の美人女優を集めた、伊藤潤二原作のホラー映画。監督の鶴田法男は『リング0 ~バースデイ~』やTVシリーズ「本当にあった怖い話」などで知られる俊英で、生理的不安感を募らせるビジュアル、唐突に大きな音響を出す恐怖演出等を得意とする。ただし本作は、そうした鶴田監督の演出をもってしても、いささか凡調と言わざるを得ない作品。人里離れた村に櫓が建ち、その周囲を案山子が取り囲むというビジュアルは、確かに想像力をかき立てるのだが…。(斉藤守彦) |
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