「完全に大人向け」とは言い難いと思います。<BR>「必要以上に残酷」とおっしゃる方もみえますが、私には神の怒りを表現する上でも重要かと思いました。<BR>ぜひご家族でご覧になって、「生きるとは何か?」語り合われたらいかがでしょう。<BR>ちなみにうちの子は3才になりますが、「もしし、もしし(「もののけ」の意)」といって喜んで見ています。
この映画はさまざまな視点からいろいろなことを考えさせられる、とても良い作品だと思います。私自身も今回のテレビで13回見ました。けど、そのたびにいろいろなことをみつけ、考えさせられます。<P>それは愛や、私たちみんなの問題でもあり、これからのことも感じさせてくれるものです。宮崎駿監督の強いメッセージがいろんなところで見え隠れする見ごたえのある作品です。みんなの台詞の1つ1つに重みがある。ぜひたくさんの人に見てもらいたいです。<BR>いい絵本は大人こそ読むべきだとよく言いますが、アニメの中だとこの作品もその1つだと思います。<P>私自身もこれからも見続けていきたいと思います。
1997年に日本から発表されたこの宮崎駿の芸術作は、海をもこえて世界の人々から愛される作品となった。宮崎駿というと、となりのトトロ、ナウシカ、ラピュタなど数多くの作品をこの世に送り出してきた。魔女の宅急便、となりのトトロとなつかしい思い出がDVDとして発売されている中、もののけ姫も豪華3枚ディスクで登場。<P>人間ドラマ、環境などこの世にある数多くの問題をアニメという形で、ここまで見事に描けるのは、宮崎駿をのぞいてそうはいないであろう。一度映画館でご覧になったことがある人にも十二分に楽しめるであろう。 字幕、音声が英語と日本語が楽しめるので結構面白いが、英語版では少し言っている内容が違うので、英語を習っている方々には、英語の字幕をつけてみるのをお勧めする。 字幕のほうも読みやすく、あってもそんなに気にならない。<P>2枚目のディスクには、トトロとキキについていた、宮崎駿自身が描いた下絵を最初から最後まで見ることができる。<P>3枚目は国際版のもののけ姫が収録されている。8ヶ国語音声という、DVDにしかできない技術を使って出来上がっているディスク3は、どちらかというとコレクターの持ち物。でも一度は見てみるのも面白いかも・・・それぞれの国によってちがうアシタカやサンの声を聞くのも、なかなか楽しいものです。<P>でもやはり最後に思うことといえば、もののけ姫は世界中の人々に愛されているということ。