101回目のプロポーズ 101回目のプロポーズ
 
 
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101回目のプロポーズ :

 武田鉄也は金八で有名だが、もう一つの代表作は絶対に101回目のプロポーズなはず。もう12年前ぐらいにテレビでしていたのを生で見ていましたが<BR>、本当に面白かった。<P> ムチャクチャブサイクな中年男が美人の気をひくタメに何でもするというドラマ。はっきり言って出会った頃の薫は顔だけで性格なんて全然冷たかったから、魅力感じないだろぉ~?と思うのですが、何故か達郎はひかれて何でもやっていく。だいたいSAYYESの曲が流れ出したらムチャしているシーンなんだよね。w でも本当に当時は泣かされたよ。いいドラマだった。

最近は、まったくといって良いほどドラマは見なくなったけど、いわゆるトレンディードラマという物が流行っていた頃は毎日のようにドラマを見ていた。中でも「僕はしにましぇ~ん」が流行語になった程に流行ったこのドラマが最も好きだったドラマの一つだ。<P>浅野温子や江口洋介を起用している辺りがトレンディ―ドラマの典型?と思っていたが、このドラマはそれらとは一線を画していたと思う。金八ですっかりイメージが定着していた武田鉄矢だったが、正直演技は上手いというわけではなかったけど、毎回浅野との絡みが気になっていた記憶がある。江口との有り得ない兄弟だと思いながら、江口が武田を慕っていたシーンは、妙に熱くなった。ベランダから江口が武田にエールを送るシーンなんかはその象徴だった。石田ゆり子がドラマ中武田について「母性本能をくすぐられる」という台詞があったけど、男性が見てもなぜか武田にはドラマ中やたらと肩入れしたくなってしまった。男女関係無くあのドラマについては皆武田を応援していたんだろうな。<P>社会的にいえば一流企業から日雇い労働に転落してしまった武田だけど、上司に言い迫ったり、全財産を馬券に注ぎ込んだり、ショパンを必至に練習する姿だったり、果てはトラックに突っ込んだり、ホールで「しにましぇーん」と叫んだり、視聴者側が日常やりたくてもリスクを考えたりその後の状況を計算して躊躇し結局できない事をやってしまった武田に対して皆共感を覚えたのかな?<P>今考えると浅野の毎回と言って良いほど泣くシーンがあり、しかも笑いながら泣く?というちょっとあざとい演技だったな(これを良く当時はバラエティー番組がパロってたけど)と思うが、不快感は全く無くすんなり見入ってしまった不思議なドラマでもあった。

このドラマをテレビで見ていたのは、もう10年も昔。それから今まで、寂しい夜には何度もこのビデオをレンタル屋さんに借りにいったものです。見るたびに何度も笑って、泣いて・・・、どれほどこのドラマに助けられたか。武田鉄矢の心震わす演技には脱帽です。DVD化されてほんとにうれしかった。

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101回目のプロポーズ&nbsp;「ボクは死にましぇーん」とトラックの前に身を投げ出すシーンが強烈な印象を残し、流行語ともなった本作。100回目のお見合いで出会った美女・矢吹薫(浅野温子)に、フラれてもフラれてもアタックするサエない中年男・星野達郎(武田鉄矢)の恋を涙と笑いの恋愛を描いた一大ラブストーリー。CHAGE&ASKAのテーマソング「SAY YES」が、効果的に作品を盛り上げる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ボーナスをすべて競馬に突っ込み、昇進を棒に振り、最後には職まで失い…薫の気をひくために、達郎は捨て身でぶつかってゆく。武田の熱演は「人は変われる」という本作のテーマを見事に描き出し、観る者に勇気を与える。死んだ婚約者を忘れられず、閉ざされた薫の心を「愛と勇気の力」で達郎が解放するというヒロイックロマン的な筋が、普遍性のあるメロドラマとして本作を成功させている。達郎の弟役を演じる江口洋介と武田の息のあったコミカルな演技も見所のひとつである。(井上新八)
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