ラナの生まれ故郷、ハイハーバーで暮らすコナンとジムシー。<BR>2人は力を合わせて木の上に小屋を作ります。<P>そこでコナンはラナに言います。<BR>「戦いが終わったら、のこされ島へ帰る。その時、ラナも一緒に<BR>来て欲しいんだ。」<P>実質上のプロポーズです。<BR>みごとな宮崎監督のストーリー構成です。<P>平和なハイ・ハーバーにも、再びラナを捉えようと、インダストリアの<BR>モンスリーが兵士を従えてやってきます。<P>一旦は占領されるハイ・ハーバー。<BR>しかし、コナンは「爆弾おじさん」と一緒に軍艦にのりこんで<BR>船を沈めてしまいます。<P>それでもなお、占領をやめないモンスリーに、大津波が来ることを<P>伝え、だんだんモンスリーと信頼のきずなを結んでいきます。<P>人を一人も殺さずに、インダス!トリアの兵士を味方にしてしまう<BR>コナン。<P>見ていてとても爽快です。
TV放送の際は確か小学校3年生でした。<BR>リアルタイムで体験した私としては、非常に嬉しく思います。<P>壮大なスケール、勧善懲悪の様でありながら、見終わった後に何か考えさせられる深いテーマ性、日本が世界に誇れる名作だと思います。
ラナの出身地、ハイハーバーで暮らすコナンたち。<BR>どこにでもいそうなアウトロー系の敵との戦いと、コナン・ジムシーとの隠れ家的な小屋。<BR>子供の頃にロビンソンクルーソーごっこをしていた人ならあこがれてしまうような世界。<BR>そこに不穏な影が忍び寄ります。<BR>ハイハーバーも単なる桃源郷ではなく、他の世界に影響を与え、また、他の世界からの影響から<P>逃れることができないということを教えてくれます。<BR>それまでののどかな生活から一つ一つのイベントを重ねて、世界観としてのじわりじわりとした不安感を<BR>積み重ねる演出には脱帽です。<BR>宮崎駿の冒険活劇、第5段。おすすめです。