この試合は本当に世紀の名勝負です。<P>w杯82スペイン大会で優勝したイタリア、そして最強といわれたブラジル。まさに名シーンの連続。サッカーファンで見ていないとはいえないでしょう。とりわけ敗れたブラジルのファンタジーあふれるプレーは見るものをとりこにします。ジーコを筆頭に日本にかかわりの深い人物が数多くいるので、サッカーをあまり知らない人でも楽しめます。
この試合を見たことがなく、結果だけ知っていたのだが、それを知っていてもなお、「この場面であそこに出すの?」って驚く場面が多い試合も珍しい。もちろん中盤にタレントの多かったブラジルに、それも得点シーンよりむしろ、それ以外のシーンでそんな場面が多い。それから、今のレフリングでこの試合を再現したら、恐らく違う結果が出ていたと思わせるシーンがいくつかあり、そういう意味でも80年代のブラジルは、面白いサッカーをしてたのにホント不運だったな、と実感しました。<P>金子達仁さんと戸塚啓さん、倉敷アナの副音声のほうも、あまり詳しい背景(この試合に至るまで、またこの試合後)を知らなかった私には参考になる部分が多かったし、生映像で気付きにくい点もフォローされてて、こちら!!!見る価値あり!です。
試合の結果としては当時すごくショックをうけた。が、結果が判っているにも関わらず、何度みても飽きない。未だこの試合以上のものはないと断言出来る。現代サッカーへの変遷期で最もサッカーがサッカーとして光っていた時代のベストゲームと言える。現に'82年は好ゲームが多かった。<P>スタジアムの雰囲気含め、今のサッカーに何か物足りなさ感じる人、本当のサッカーを感じたい人にはお勧め!<BR>ただ、失点したケースが必ずしもそうとは言えないけど、今見るとブラジルはホント守りの意識が。。。悔やまれます。