| 白い巨塔 DVD-BOX2 ~誤診裁判第一審~
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言わずと知れた、日本医療ドラマの最高傑作!未見の若い方はきっと設定や展開が、お定まりの紋切り型のように感じるかも知れません。しかし、それはこの作品がその後の医学関連の作品にいかに大きな影響を与えたかを証明するものでもあります。テーマやシチュエーションにも古さは感じられず、主演の田宮二郎をはじめ、すべてがはまり役と言ってもいい豪華キャストの迫真の演技と相まって、その完成度の高さにはきっと感動を覚えると思います。2003年秋のリメイク版と見比べてみるのも一興かな。
大学病院を舞台に、のし上がろうとする野心家の男、徹底した上下関係と政治的圧力、愛人の存在...。ベタベタな設定&展開なのに、すっかりハマッてしまい、毎回ハラハラさせられる。田宮二郎のオーバーアクションともいえる演技も何気に楽しみ! 次の巻が待ち遠しい!!
白い巨塔 DVD-BOX2 ~誤診裁判第一審~
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| 山崎豊子のベストセラー小説を原作とした、1978年フジテレビ放映のTVドラマシリーズ。その中盤である第11話~20話を収録したボックスセット第2巻。主人公・財前五郎役は1966年の映画版と同じく田宮二郎が演じている。 <p> 財前五郎は、巨大大学病院で外科医をし、食道外科の若き権威とマスコミにも注目されている医師。野心家である彼が病院内での派閥争いや腐敗体制、泥沼の人間関係を利用してのしあがっていく。財前は助教授からついに念願の教授となり、第一外科の主となる。ドイツから国際外科学会での講演を依頼され喜ぶが、その準備のため患者の診療を怠り、それがやがて大きな波紋を呼んでいく・・・。実に重苦しく、息つまる雰囲気が全編を貫くが、それがまた魅力のピカレスクロマン作品。(田中 元) |
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