ゴッドファーザーDVDコレクション ゴッドファーザーDVDコレクション
 
 
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ゴッドファーザーDVDコレクション :

作品の内容そのものに関して改めてわたしが書くことはなく、商品企画について。パッケージングが格好よすぎる。世の「BOXセット」、大抵バラで売ってるプラケース商品を紙ボックスに入れてセット売りしてハイ出来上がりですが、ゴッドファーザーはセピア色のマーロン・ブランド、アル・パチーノ、デニーロのインナーボックスと同デザインディスクで構成。バラ売りなし、DVDレンタル当然なし、で商品としての価値を維持しようとする版元の姿勢に大いに好感をもちます。最近発売されたインディ・ジョーンズも当面バラ売りなし&レンタルもなし、ですが版元がゴッドファーザーと同じパラマウントなのでやはりこれだけ商品力がある作品はセット&セルの1本で行く、ということでしょう。<P>某有名スパイ映画のBOXセットで何度も痛い目にあってきたコレクターのわたしとしてはこういう首尾一貫姿勢で販売される版元のDVDは安心して買うことが出来ます。なおこの「ゴッドファーザー」、ソニー・マガジンズからオフィシャル・ブックが出ていてそちらもおすすめ。映画のディティールのちょっとした疑問が氷解します。

映画好きの人なら、あちこちの映画の台詞の中にこのタイトルを聞いたことが1度は有るはず。「ユー・ガット・メイル」の有名なトム・ハンクスの台詞「男は皆”ゴッドファーザー”が好き」「”マットレスで組め”ゴッド・ファーザーの台詞さ」・・・世の男性の価値観、生き方・・計り知れない影響力を与えているのが他でもない「ゴッドファーザー」なのですね。ワタシは女性ですが、この映画史上稀に見る大河エピックロマンに魅了されている一人です。もはやアメリカを代表する映画スターとなった、デニーロ、この映画がほぼデビューだったアル・パチーノが、なんとこの映画のスクリーンテストを受けにきたときのビデオ(勿論私服で!)を、以前セルビデオのおまけ(”LOOK INSIDE”)でみて大感動!なんとパチーノがソニーの役を演じていたり、デニーロがパチーノの役を演じていたりするシーンが入ってたんですよ!この辺はDVD特典映像に入っていない訳がない!ファンなら涙がとまらないほどの感動ですよ!

昭和47年7月15日(だったと思う)、今はもう閉館してしまったロードショー劇場テアトル東京の前でこの日公開される「G・F」の入場を待っていたのを昨日のように思い出す。当時中学3年の私はやはり映画好きの友人に誘われて、後年偉大な作品と呼ばれるようになる「G・F」を観に行ったのだが、実のところ私はこの作品が何の映画なのかまったく知らなかった。劇場の正面上にはコニーの結婚式でファミリーが勢揃いしている巨大な看板が目に入った。が、内容はさっぱり分からなかった。<BR>あれから31年経ったが「G・F」は私の生涯で1番の作品としていまだに君臨している。今回DVDコレクションを購入してコッポラ自身の解説付きで観て、今まで知らなかった製作秘話に驚かされ益々好きになった。<P>ハリウッドの男優仲間の間で、毎年12月に「ゴッドファーザー」を観る会があると何かの書物で読んだ事がある。<BR>私も、年に1~2度見直してコルレオーネ・ファミリーの31年と自分の人生をオーバーラップさせて楽しみ、時に涙を流している。

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ゴッドファーザーDVDコレクション&nbsp;&nbsp;&nbsp;その長い回り道の、時には輝いた映画人生をとおして、フランシス・フォード・コッポラは、数多くのすばらしい作品と欠点はあるが文句なくおもしろい作品、そしてコッポラがまったく見えないというだけでも観る価値のある一握りの失敗作を残している。それでも、やはりコッポラは映画『ゴッドファーザー』を監督した男である。これからもそうだろう。彼は自分が作ったシリーズに支配され、決定されている。この逆転写は、恐らくほかの監督には体験できないものだろう。コッポラは「ゴッドファーザー」を作りっ放しにしておけなかった。だから、15年後に戻ってきて2部作を3部作に作り替える。あるいは、初めの2作品を時系列的に編集し直してビデオ用映画の『ゴッドファーザー・サガ(伝説)』にするのである。<br><br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;映画『ゴッドファーザー』は悪徳漢とその大家族と大組織の(本来ならば勧善懲悪の)物語、現代のシェイクスピア劇である。コッポラはあえてこの映画を叙事詩として、そして、ためらうことなく悲劇的に描いた。ここでは、殺人が立派なビジネスになっている。<br><br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;第1作は、豪華な配役と構想において、ひときわ完成度の高い作品である。 マフィアの世界に入ったマイケル・コルレオーネ、父から譲られた権力、呵責(かしゃく)なき敵の殲滅(せんめつ)。そのすべてをコッポラは、観るものに息をのませる確信で語っているのだが、実はこれは序章にすぎなかった。2年後に、キューバ革命の間に権力と影響力を増大させていくマイケルと、貧しい移民居住区から身を起こした父の物語を重ねた映画『ゴッドファーザーPart2』が作られた。コッポラにとっては前より大きな賭けで、それだけに物語構成は念入りに練られた。そして最後の孤独の中の絶望は完全に報われたのである(自分の運命を見据えて、飢えたように突き進む切れ者で野心家のマイケルを、アル・パチーノがこれ以上ない見事さで演じ切っている)。<br><br> &nbsp;『ゴッドファーザーPart3』は金目当てだったと言う人もいる。しかし、これは価値ある終章である。テンポが緩いのではない。コッポラは枯淡(こたん)の辛抱強さと非情さで、償いをしようとするマイケルの周りに、過去の罪を降らせているのである。(Bruce Reid, Amazon.com)
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