始めこの映画を見たときは小学校4年くらいで母に進められて家族で見たんです(こんな映画を進める母って変だな)。その時の感想は凄く怖い!でもなぜか面白く、登場人物たちも愉快そう。それとHOUSEのテーマ曲がしばらく頭に響いてました。<P>何年もたって久しぶりにこの映画と出会い、このDVDで見ることにしました。大林宣彦のカット割りは今見ても斬新で新鮮です。やや臭い台詞もありますが。監督によるとジョーズみたいなのを作ってくれと言われて作ったらしいですがはっきり言ってジョーズより面白い映画だと思います。ハウスのテーマは名曲!
父の再婚が許せずに、長年会っていなかった伯母(南田洋子)の家に友人達と遊びに行ったオシャレ(池上季美子)。しかしその家で一人,また一人と女の子達は食べられていって……。<P>当時CMや自主映画で頭角を現していた大林宣彦監督の劇場デビュー作。短いカットを多用した演出は、テレビのバラエティ番組を見るようで騒がしい。ただし全体的にセットと特撮を多用して現実感を極力排除した映像(わざわざ偽の東京駅前のセットまで作っている!)は一見の価値あり。時計の中に閉じ込められて歯車によって食べられていく少女、電灯の笠に食べられて脚一本だけとなった少女など、印象的なシーンも多い。<BR>本作の公開3ヶ月前に、家が人間を喰って若返る洋画「家」が公開されたことは公然の秘密?
最初に見た時、「えっ!」って思いました。<P>でも、後に数々の監督の名作を見てから見ると<BR>「すごいっ!」の映画です!