ウルトラQ VOL.3はバラエティに富んだ話が集まった。「地底超特急西へ」は人工生命が、超高速列車を制御不能に陥れるかなり不気味な物語だが、最後のシーンがほっとさせてくれ、ウルトラQにはちょっと珍しい一話だ。「バルンガ」はエネルギーの大量消費を当たり前のこととして受け取っている我々には折々に出てくる奈良丸博士の言葉が重い。すべてのエネルギーを吸い尽くすバルンガの前に瀕死の一平の運命に眼が離せない。太古の巨大獣が現代に出現する「鳥を見た」は単なる怪獣物語に終わらず、巨大鳥類と少年の心の通いあいをも描いたストーリーがいい。さてこの巻の目玉は古き洋館に巣くう大グモの物語「クモ男爵」。大グモの棲家とは知らずに立ち寄った万城目らを静かに狙う大グモがうごめくのが見る者にも感じられるような緊張感の高い一話だ。物語冒頭から最後まで、じわじわと高まっていく恐怖感の描写が秀逸だ。
このシリーズで自分がお勧めする話は「クモ男爵」である。<BR>作りも良く出来ていて面白かったです。しかし屋敷が燃えた時に<BR>スタッフの手が出て来た所はNG!でしたね!^^;<BR>特撮が一番すごかったのは「地底超特急西へ」です。<BR>特撮がすごいな~と初めて思った作品です。
VOL3は特におすすめ。理由は、バルンガである。たぶん、その生態から考えるに日本怪獣史上最強ではあるまいか?それ以上に、奈良丸博士である。宇宙飛行士の子息をバルンガの為に失い、その存在を主張するも学説を異端視されてしまう老博士、奈良丸の虚無的な諦観に満ちた姿が印象的だ。また、超特急イナズマ号の勇姿をみよ。現在のCGアニメからみると、かえってそのキッチュなデザインが素晴らしい。