念願であった「死亡遊戯」での未公開映像が堪能できる作品だ。<BR>前半部分はさして重要ではない。<BR>それよりも後半の肝心な、未公開であった映像を拝めるだけでも<BR>この作品を購入する価値は存分にある。<BR>「死亡遊戯」に見慣れた僕達は、この「死亡的遊戯」で新たなる<BR>ブルースリーの魅力を再認識するのである。<P>僕はこの作品が公開された時、わざわざ群馬から、渋谷までこの映画のために、<BR>上京して観にいった。<BR>その興奮は今まで封印されていた未公開の開放で最高値に達したのである。<BR>今、改めてDVDとして、何度もリピートできることに満足の極致を得る事ができるであろう。<BR>後は、残されたるべき映像としては「アーナカプリのプライベート映像」だろうか。<P>とにもかくにも、後半部分に凝縮された当該作品の未公開映像は我々に与えられた最後のリーの映像なのかもしれない。
私が最初に「死亡遊戯」を見たときは、<BR>ブルース氏は約13分程度のみしか画面で活躍していませんでした。<BR>それが「死亡的遊戯」では、ブルース氏が構想していた内容と<BR>限りなく近い形で仕上がっています。<BR>勿論アクションシーンは驚きの連続です!<BR>本当に未完成で終わってしまったのが残念極まりないです。<P>またインタビューで、ダン・イノサント氏などの<BR>当時の撮影の話なども聞けるので、<BR>ファンの方は聞いてみる価値が十分にあると思います。
昔、公開された『死亡遊戯』をいらいらしながら観たことを<BR>思い出す。それでもラストの20分程度の格闘シーンを観て<BR>満足して家路についたものだ。<BR>五重塔の格闘のスチール写真には、ジェームス・ティエンなど<BR>一緒に戦う男たちが写っており、それは以前から広く知られて<BR>いた。そして、今回ようやく映像として観ることが出来るように<BR>なった。<P>リー様がヌンチャクを失敗するNGシーンまで観ることが出来る。<BR>生きているよ。リー様はまだ生きている。<BR>当時小学生だった私も既に、リー様が死んでしまった年齢を<BR>はるかに超えている。でもリー様は今でも当時のままに輝き<BR>続けている。<BR>うれしいことだ。<BR>前半部分も丁寧に作られたこの映画は、これまで数多く公開された、<P>リー様のドキュメンタリーの中では出色の出来である。