この作品が作られたのは、今から15年以上前です。<BR>当時(LD時代)は確かに夢中になっておりましたが、今更DVDで買うほどの事は無いだろうと今まで敬遠していたのです。<BR>が、最近縁あって購入し、改めて鑑賞し直しては驚きの連続でした。<BR>まず今見ても驚くほどのクウォリティの高さ。<P>現在第一線で活躍しているスタッフ陣が作り上げた作品ですので当然といえばそうなのでしょうが、15年も前という事を考えると作画・演出など恐るべきパワーだと思います。<BR>そしてまさか改めて泣かされるとは思いませんでした。<BR>ストーリーは全て違っている訳であり昔飽きるほど見ている訳ですから、今更泣かないだろうと高をくくっていたのですが・・・<P>以前の感動にプラスされ、今だから理解できる部分がプラスされ改めて感涙です。<P>確かにオタク度の高い作品ですが、エヴァやナディアの原点ともいえる作品です。<BR>見た事の無い人は、15年以上も前にこんな素晴らしい作品があったという事に驚かれると思います。<BR>決して損する事の無い作品ですので、是非一度見てみてください。
時の流れがこの作品のテーマの一つでしょう。大義のために、自分の大切な人と同じ時間を共有することの出来なかった少女の物語です。前半４話はコメディっぽかったり、梶原一騎のようなド根性シーンも見られますが、ラスト２話はうって変わって感動できる内容になっています。ラストシーンでは思わずジーンときてしまいますよ。
あのGAINAXの初期アニメとして知られる『トップをねらえ！』のDVDです。企画原作脚本が岡田斗司夫，監督が庵野秀明，キャラクター原案が美樹本晴彦...と，今から思えば，実に凄いというか濃ゆいメンバーですね。スタッフの中には貞本氏の名前も見えたし....。<P> 第１話は，『お姉さま』は出てくるは『コーチ』は出てくるは，鉄下駄履いて階段登っちゃうは等々，まさにパロディーの固まりのような作品で，一部苦笑モノもあったのですが，それが第３話でまさかあんな展開になるとは思いもしませんでした。そして，第４話でそれなりに感動的なエンディングをむかえ，これで終わりかな....と思ったら，なんと続きがあるというじゃないですか....(^^;)。<BR> はい，買ってきました『Vol.3』。これはもう『Vol.1』とはまっ!たく別物のアニメですね。特にモノクロで作られた最終回『果てし無き，流れのはてに....』のテンションの高さそして，まさかのエンディングからは，後の『エヴァンゲリオン』に通じるものを確かに感じます。<P> そういえば，話題となったアニメ『ほしのこえ』と『トップをねらえ！』には共通点が多いという話をネット上で見たことがありますが，実際に『トップをねらえ！』を見ると，どちらも『ウラシマ効果』を題材にしたり，ロボットを動かすのが女の子だったり....etc....確かにあるなぁ...と納得してしまいました。<P> しかし，これは良い意味で「オタクによるオタクのためのアニメ」だよね...
