夜がまた来る デラックス版 夜がまた来る デラックス版
 
 
  音楽・ステージ   外国映画   日本映画   アニメ   アイドル   ホビー・実用   スポーツ・フィットネス   キッズ・ファミリー   TV・ドキュメンタリー   BOXセット  
夜がまた来る デラックス版 :

石井隆「名美」の夏川結衣バージョン。イメージが微妙に違っているのではないのかと思っていましたが、なかなかどうして、確かに落ちきった時には微妙に違和感が存在しますが、今にも落ちていきそうな、そんな時のニュアンスでは、ある種圧倒的な魅力(?)を感じさせる女優さんのような気がします。最後の最後まで救いもなく、気が滅入るばかりの作品だとは分かっていながら、この夏川結衣と、根津甚八に、最後まで魅入らさせられてしまいました。今度はどんな女優が、どういう名美という「女」を見せてくれるのか、楽しみなシリーズでもあります。

石井隆監督の作品で、この頃の3つが良く取りざたされるわね。「死んでもいい」、「ヌードの夜」、そして、この「夜がまた来る」。「ヌードの夜」は竹中氏の演技もあり、結構受けがいい。それに比べ「死んでもいい」は、どうも酷評が多いわね。私は嫌いじゃないけど、確かに奥深さはないし、大竹しのぶの演技が鼻につくわね。それに比べ、この「夜がまた来る」は、主役の夏川結衣が最高の演技をしている。まさに、救いのない現代の中で、救われなくても生きていかざるを得ない、その時代の申し子を共感する秀逸な役柄。恐らく、彼女にとっては「死国」よりも、こちらの方が代表作よね。しかし、この作品、題名がいいわね。

なんというか、こんな話ありなのか、という映画です。<BR>最後がどうも解せないんですが、監督(石井隆、自腹切って映画作った懐の深い監督です)も主演の根津さんも最後が難しい演技が要求されると特典のインタビューでおっしゃっていられました。確かに、愛を貫き通したのでしょうが、新しく芽生えた愛どうなるのか?と思いました。<P>状況的に生きていてもあれからの人生は良いものではないでしょうしねえ。ネタばれ避けてちょっと意味不明モードです。<BR> 特典に夏川結衣さん のインタビューがないのですがそれも解せないです。<P>映画全体は監督が言うように、「夜のシーン」しかないです。それで家で見るときは黒がうまく出せない装置ですと観ていて疲れるかもしれません。私もコントラスト変えて観ました。夏川さんは私が思うに、よく正面向いている訳でもないのですが連続して数分上半身裸(バスト隠さず)の記録的な時間ではないでしょうか?ほかにもやたら胸はオープンにするのですが、その各シーンが余り、愛のあるシーンではないのでちょっと辛いです。かなり覚悟したのかな(私は美人だと思っているんですが)。あと劇中の音楽は安川牛朗さんですが良いです。なんとなく消えてなくなりそうなDVDのような気がします。<BR>ジャケットのパッケージはかっこいいです。劇画ですが。この映画に私は満足いたしました。

夜がまた来る デラックス版 ↑ご購入はこちらからどうぞ。
夜がまた来る デラックス版
| 音楽・ステージ | 外国映画 | 日本映画 | アニメ | アイドル | ホビー・実用 | スポーツ・フィットネス | キッズ・ファミリー | TV・ドキュメンタリー | BOXセット

DVD