リズムに乗り、楽しくなってくるエンデイングの中の原田知代は、笑顔がとっても初々しい。それと、息子夫婦らを深く想うおばあさんの表情がなんとも言えませんでした。これは映画でないと絶対に味わえないことです。<BR>スタートの『A MOVIE』がキラリと輝いたので、意味深に感じてしまいました。
大林監督の映像マジックに松任谷正隆の美しい旋律。 <BR>正隆氏は作曲家として、もっと評価されるべき人です。<BR>サントラも買うべし!<P>まいりました!
本当に久しぶりに観ました。<BR>あとから思うと、尾道が舞台でなくても<BR>何ら問題のない話でしたね。未来から飛んでくるのはどこでもラベンダーのあるところならいいのですもん。<BR>しかし、この映画が忘れがたくなっているのは<BR>尾道の景色と素朴な学生生活(いつのころから、リリィシュシュのすべて、のような学園生活になったのでしょうねえ?)、<P>地域の人々のやさしさ、連帯感などがあるからだと思います。もうひとつは未来からの使者との恋愛の心理描写が控えめだけど想いが強いことが大きいでしょう。さらに特典のインタビューでも大林監督が言っているとおり原田さんは本当に素直そうな、いでたちで、好感が持てます。これがこの映画の最大の魅力なんでしょう。<P>本当に映画の中で先生の威厳、生!徒間の助け合い、学生生活の楽しさなどが<BR>きれいに描かれていて観ていて懐かしいですし、素直な映像にほっといたします。<BR>また、特典映像で原田さんのオーディションの時の映像がついていることも<BR>ポイントが高いことを触れておきたいと思います。(初々しいですよ)<P>当時は何も思わなかったですが、最後の、カーテンコール、出演者が映画の中と同じシーンで歌を歌ったり、踊ったりするシーン、が原田さん歌う「時をかける少女」の映像として流れるのですが、素晴らしい経験の思い出は美しい、というのを表現していると思います。本当にきれいな終りかただと思いますしやさしい人たちばかりですね。いいねえ。