トリック(4) トリック(4)
 
 
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トリック(4) :

トリックのエピソードとしても、またDVDとしても変則的な内容になります。<BR>今までは複数話で1つのエピソードを構成していましたが、<BR>今回は1っ話完結のエピソードと最終回につながるエピソードが収録されています。<BR>1話完結の第8話は話自体は小粒ですが、話中で登場する金の分銅に注目が必要です。<P>なぜならセカンドシーズンやサードシーズンで何度か登場することがあるからなのです。<BR>こういうイタズラっぽいところがトリックの良いところでもあります。

 上田教授こと、阿部寛の若かりし<BR>モデル時代のいい男写真が教授の自宅に<BR>飾ってあるのが、とてもおかしい。

ホラーのように思われがちだが、全く違う。仲間由紀恵演じる「山田奈緒子」と、阿部寛演じる「上田次郎」とのからみは独特の雰囲気である。また毎回のゲスト陣も個性的な役者が多く、その個性を存分に生かした演出がされている。謎解きを期待して買うと少々期待ハズレだと思うが、それを差し引いても一見する価値アリの作品だ。

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トリック(4)&nbsp;『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』を手がけた演出家、堤幸彦が独自の映像世界を駆使して、一筋縄ではいかないトリックの世界をスリリングかつコミカルに描ききったミステリーの怪作。自称売れっ子奇術師(仲間由紀恵)と堅物物理学者(阿部寛)はひょんなことからでこぼこコンビを結成し、さまざまな超常現象の謎に迫っていく。<br> &nbsp;&nbsp;&nbsp;テレパシー、消失現象、遠隔透視といった定番トリックが、ひねった切り口で次々に登場。貧乳、巨根のキーワードを軸とした下ネタ満載の掛け合いなど、コミカルなテイストにも冴えを見せる。トリックの背景にひそむ新興宗教、霊感商法、土俗的な因習などの虚構が暴かれていくシリアスなドラマとしても一流で、とりわけ、ドラマの横糸として語られる偉大な奇術師だった奈緒子の父親の死についての謎が、展開に厚みを与えている。(麻生結一)
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