| トリック(3)
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劇場版も含め、TRICK4作中で最も好きな作品がこのTRICK1作目なのですが、<BR>その1作目の中でもこのエピソードが一番好きです。<P>奈緒子、上田、黒坂の三人で作られる空間、その雰囲気に痺れます。<BR>そして何より、このエピソードはやむ落ちが凄い。<BR>シリーズ最大のネタ「哲、この部屋」の全編が納められているほか、<P>編集上、ばっさりとカットされた黒坂が上田を騙すマジックも非常に見応えあり。<P>とにかく一度見る価値ありです。
もっぺん言いましょか?花..
今回も深夜放送のやや眠たげな気配が濃厚に漂うエピソードです。<BR>黒坂美幸を見張ってくれというチョットありえない警察からの依頼を<BR>安請け合いしてしまった上田が山田を巻き込みつつ話が展開していきます。<BR>肝心のトリックはちょっとチープではありますが、<BR>先述の濃厚な『トリック』的な雰囲気がソンナ些細なことを<BR>全て吹き飛ばしてくれます。<P>個人的にはファーストシーズンでもっとも洗練されたエピソードではないかと思います。
トリック(3)
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| 『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』を手がけた演出家、堤幸彦が独自の映像世界を駆使して、一筋縄ではいかないトリックの世界をスリリングかつコミカルに描ききったミステリーの怪作。自称売れっ子奇術師(仲間由紀恵)と堅物物理学者(阿部寛)はひょんなことからでこぼこコンビを結成し、さまざまな超常現象の謎に迫っていく。<br> テレパシー、消失現象、遠隔透視といった定番トリックが、ひねった切り口で次々に登場。貧乳、巨根のキーワードを軸とした下ネタ満載の掛け合いなど、コミカルなテイストにも冴えを見せる。トリックの背景にひそむ新興宗教、霊感商法、土俗的な因習などの虚構が暴かれていくシリアスなドラマとしても一流で、とりわけ、ドラマの横糸として語られる偉大な奇術師だった奈緒子の父親の死についての謎が、展開に厚みを与えている。(麻生結一) |
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