この作品は、恋人をマフィアに陵辱された後に惨殺されると言う、不幸なオープニングから始まる。そして、世界を闇の力で牛耳る闇の王と、自分の魂と引き換えに、無敵のブレードと、バットマンに似たＢＯＤＹを授かる。しかし、策略にはまり、牢獄へ行く事になる。だが、そこで出会う精神科医と恋におち、二人で逃走を図るが、ここでも、闇の手が回り、主人公は連れ去られてしまい生き埋めに逢う。<BR>ここで、主人公の強靭な精神力がファウストの墓前で炸裂し、何故かパワーアップしてよみがえり、闇の王を討伐しに行く。<BR>その後は、アメリカンチックに物語りは進み、悪者が、悪者を成敗するストーリーになっているが、やはり、バットマンとポルノ映画が７対３で配合されている作品。
ゲーテの神的領域戯曲「ファウスト」を人形劇で擬似体験出来る極上の娯楽作。…なんか完璧な作りで観入ってると人形の動きが人形じゃないみたいに見えてきますね不思議なことに。妙な魅力がある映画です。原作と話の筋も同じなのでかなり堪能できます。「ファウスト」初心者の方はまずこれを。<P>★五つ。
なんとも不思議な感覚に陥る映画。絵画で言えばダリの絵をさらに歪曲させたような世界？場所や時間、現実なのかなんなのか、それの繋がりが全てどこかおかしい。人は眠ると夢を見ますが、その夢の感覚と同じ。どういう事情でそういう展開になるのか…。<P>見終わった後、訳がわからず思わずインターネットでこの映画がどういった事なのかを検索しまくってしまいましたが、でもどうやら わけわからない という風に感じてしまうのも正しいようです。ヤン・シュヴァンクマイエル…ハマると大変な世界です。<P>ちなみにこの監督の作品は全部食べ物。食べ物を食べる音がとってもよくできていて、どんな不味そうなものでも(笑)見ててお腹が減ってきてしまいます。満腹の時に見る方がいい！？
