とにかく素敵です。音楽って音だけじゃ伝わらないものもあるんだな・・とつくづく感じました。鍵盤に顔を近づけて演奏するエヴァンスの陶酔しきった横顔、ベース、ドラム、客席・・そこに流れる空気が溶け合って、本当に感動的・・・。私にとって大切な一枚になりました。
お祖母ちゃんが孫のためにミシンを踏むがごとく、機織(はたおり)に向かうがごとく、ピアノに頭を深く垂れたビルエバンスの手から、素晴らしい世界が広がります。<P>LPやCDで煙が出るくらいに聞いた懐かしいフレーズを、いまビルエバンスが弾いている。チャックイスラエルもなかなかいいですね。スコットラファロ、エディゴメスとはまた違った味があります。音もモノクロの映像も一つの世界を作り出しています。
あ、ビル・エヴァンスが動いてる!というのが、このdvdを観ての感想です。う~ん、。われながらまんまですが。<P> ジャズをリアルタイムで体験しておらず、ある程度、様式美として捕らえている私の世代(30代)にとって、伝説のプレーヤーの映像は、ものすごいインパクトがあります。<P> いままでスチールでしか見たことのないエヴァンスの、下を向いたまま目を閉じ、鍵盤に向かいあう姿。「HOW DEEP IS THE OCEAN」の演奏のあとだけ、満足そうに微笑む姿が印象的でした。